ユーノさんの『なにを食べれば良いの？』1日のイースマ☆ノート

　
少し前からまた血糖にちょこっと関心が戻っていて
その関係で暇を見つけてはアレコレ・・・。
で、忘れちゃうといけないから一度ここらでメモ。

まず。
グルカゴンはすい臓のα細胞から分泌されて血糖値を上げ
（＝肝グルコースをブドウ糖に変えたり
　脂肪細胞から糖新生を起こしたりする）
https://bit.ly/38Dip06
インスリンは同β細胞から分泌され血糖値を下げる。

だからグルカゴンの出易い人は脂肪も分解しやすい。
私はたぶんそのパターン。
なので体脂肪率が高めの割に内臓脂肪は少ないの。
分解される順番は内臓脂肪→皮下脂肪だから
夜中に内臓脂肪が消費されている
（皮下脂肪消費まで行く前に朝になる）のだと思う。

ここまで前段で。メモりたいのはここ。
https://www.igaku.co.jp/pdf/tonyo0907-4.pdf
「
　『インクレチン』とは，食事摂取に伴い消化管から分泌され，膵β細胞に作用してインスリン分泌を促進するホルモンの総称で， これまでに GIP とGLP-1の2つのホルモンが『インクレチン』として機能することが確認されている．これらはいずれもグルカゴン／セクレチンファミリーに属し，お互いに類似したアミノ酸配列を有するホルモンで，GIPは上部小腸に存在するK細胞から，GLP-1は下部小腸に存在するL細胞から分泌される．食物を摂取したという情報がインクレチンの分泌を介して速やかに膵β細胞へと伝達され，インスリン分泌を刺激し，食後の血糖上昇を抑え，血糖をより一定に保つ役割を有している．GIPとGLP-1は，血中ブドウ糖濃度が高い場合にはインスリン分泌を促進するが，血中ブドウ糖濃度が低い場合にはインスリン分泌を促進しない．すなわち，低血糖のリスクが低く，安全に食後高血糖を是正することが可能なホルモンである．
　また，膵β細胞からインスリン分泌を促進する『インクレチン』作用以外に，GIPについては栄養素を脂肪細胞に蓄積する作用や，骨芽細胞の機能を高めて骨へカルシウムを蓄積する作用など，GLP-1については膵α細胞のグルカゴン分泌抑制作用，中枢神経系での食欲抑制作用，胃排泄遅延作用，心保護作用などが明らかにされている．また，齧歯類において，GIPとGLP-1により膵β細胞量が増加することが数多く報告されており，2型糖尿病患者においても，減少した膵β細胞量を増加させることでインスリン分泌能が回復する，もしくは膵β細胞の減少が抑制されるという可能性が秘められている
」

インクレチン素晴らしいわね（笑
まず、私が食事中に感じる「やわやわした満腹感」。
ここで食事を止めておけば、なにもしなくても
血糖値は150を超えないことを、私は過去
血糖自己測定でほぼ確認済みなんだけど
これは、インクレチン発動！　のサインだったんじゃ
ないかしら・・・とわかった。
GLP-1の説明のところで
「中枢神経系での食欲抑制作用，胃排泄遅延作用」とある。
たぶんこれ。

あともうひとつ。
引用文の最後の方でGIPとGLP-1により
「インスリン分泌能が回復する，もしくは膵β細胞の減少が抑制されるという可能性」
があると書いてあるでしょ？
これは素晴らしいことね。
一度衰えたインスリン能が回復するかもなんて話
これまで読んだことがない。
ここは是非、インクレチンをドカドカ出さないと！（笑

幸い、インクレチンはすい臓で出るんじゃなく
消化官で出る。厳密には
GIPは「上部消化管（十二指腸、空腸）に存在する K 細胞」
GLP-1は「下部消化管（回腸、大腸）に存在する L 細胞」。
https://bit.ly/3sszhia
私十二指腸にはびらんがあったりしてちと自信弱め。
大腸は何度もカメラ入れてて自信ありだから
GLP-1の方に期待したい☆
大腸のGLP-1が出る仕組みはまだ不明なところもありそう
だけど、GLP-1にせよGIPにせよ
野菜、肉OR魚、炭水化物という食順を守ることは
やはり重要っぽい。
そうなのよね、食順を守ってゆっくり食べてるうちに
例の「満腹感」が訪れるのよね・・・。

まぁゆっくり食べてると満腹になりやすく
早食いしてると食べれば食べるほどおなかが空く
というのは私の体験でも大いに納得する話だし
やっぱこの辺が大事なんだろうと思うわ。


あ、この日記はあくまで血糖を下げたい人向けの話で
血糖を上げたい人には参考にならないと思う。
そこは申し訳ありません・・・（汗


　
（投稿日時：2021年1月12日 23:18）