自分が低血糖らしいことにこの歳になって気づきましたが、先日また新たに衝撃的な事実を知ってしまいました。
私って、心肺機能が弱いらしい。
いや、持久力ないのは知ってたんだけどね。
はっきり数値で見せられちゃったんですよ。
Apple Watchで活動量を測ってると、VO2 Max(最大酸素摂取量)なる値も測定してくれるのですが、なんとこれが24まで落ちていた。
このVO2 Maxってのが、心肺機能の優劣を表す数値なんですって。
夏の間はずっと33くらいだったのに。
10月に入ってからぐんぐん落ち始め、12月に底をついて、2月現在も最低状態を維持中。
これってもう、明らかに気温に連動してるよねぇ。
30代女性の平均が30くらいらしいので、33なら平均よりちょい上くらい。
60代女性の平均が26くらいとのことなので、24だと70〜80代並みってことなんですけど。
ひどすぎる。
心肺機能に季節変動あるのかなと思ってネット検索してみると、確かにあるそうな。
ただし、普通は夏季に低下する。
つまり私の状態とは真逆です。
しかもこんなにがっつり下がることなく「やや低下」程度らしい。
うーん。
たぶんこれ、普通の人の「持久力」は酸素の供給量で決まるけど、私の場合は酸素あっても血糖不足で持久力がもたないんじゃないかと思います。
それが見かけ上は「心肺機能」が落ちているように見える、と。
でも実際に落ちてるのは、たぶん血糖値。
気温が下がると体温を一定に保つために血糖消費が増えるにもかかわらず、脂肪やたんぱく質から血糖を作り出す糖新生の能力が低くて、冬期になると追いつかないんじゃないかと思います。
たぶんコルチゾールの分泌が少ないせいで。
グルカゴンの分泌はおそらく正常。
ただし働きは他の人にくらべて弱い。
あれこれ調べているうちに知ったんだけど、グルカゴンってコルチゾールによって感受性が強化されるんですって。
だからコルチゾール分泌量が多いほど、グルカゴンの働き具合も上がる。
いろいろなものが「コルチゾール分泌量の個人差」で説明がつくことを知った今日この頃。
実家に小学生の頃に友人とふたりで写した写真が飾ってあったのを見て、思い出したことがあります。この友人、見た目はガリガリのやせっぽちだった。食べる量は私より多いくらいなのに。たぶん、コルチゾールが標準よりすごく多いタイプです。だから筋肉が全然つかない。
でね、この人、ものすごく1000m走が速かった。
短距離走なら、私の方が断然速い。
私は学年でトップ争いする程度には速かったから。
彼女は短距離だと平均よりちょっと遅めなくらい。
なんだけど、彼女がすごいのはそのスピードのまま1000mを走り切っちゃうところなのです。
だからタイムが3分切ってた。
長距離走だともう、彼女の独壇場でした。
私なんて死にそうになる上に、タイムもその倍くらいなのに。
短距離とのギャップが激しすぎる。
長距離走って生まれつきの才能にものすごく左右されると知った授業でした。
今思い返すと、この授業あったの冬季なのよね。
たぶんその頃も私は今と同じように冬になると持久力が激しく低下してたはず。
その点、コルチゾール分泌の多いタイプの彼女は気温にかかわらず血糖値に余裕があって、長距離走が得意だったんじゃないかと思います。
有酸素運動が得意なタイプとそうじゃないタイプは生まれつきで決まっていると言われていますが、主な違いはコルチゾールの分泌量じゃないのかなー。筋肉つきにくそうな細身タイプの人って、だいたい有酸素運動得意だもんね。
うちの夫なんかが、まさにこのタイプ。
3kmの遠泳とかできちゃう。すごい。
コルチゾール分泌の少ないタイプは、冬になると体温維持最優先で、他の生命活動は血糖の不足具合に応じていろいろ切り下げちゃうみたいなんだよなぁ。
だからものすごく身体が冷えやすいし、持久力もない。
と考えてきて、ふと気がついてしまった。
持久力がそこまで落ちるなら、きっと免疫だって落ちるよね…。
私がめちゃくちゃ風邪引きやすい理由って、これか!
細身の人ほど丈夫な印象あったけど、たぶん本当にそうなんだと思います。
コルチゾール分泌量の多いタイプの人の方が、絶対に風邪は引きにくい。
「若い頃はよく風邪引いてたけど、年取ったら引かなくなった」という話もよく聞きますが、年齢とともにコルチゾール分泌量が増えるからっていう部分が大きそう。
やっぱコロナこわいなー。
専守防衛、これにつきます。
自分の免疫はこれっぽっちも期待できないわ。
献立ノート
健康的にダイエット
日記一覧
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2021年2月27日
投稿日時:2021年2月27日 18:23 コメント(2)  続きを見る -
2021年2月11日
自律神経を整えるのに良いと聞いて、3行日記なるものを始めました。
1日の終わりに3行だけの日記を書く、というものです。
最も嫌だったこと、最も良かったこと、明日の抱負。
この順で1行ずつ書く。
実のところ自律神経は整いまくってるのがわかったので、もう不要っちゃ不要なんだけど、面白いので続けてます。
そしてわかったのは、自分は幸せな人生を送ってるなーということ。
なぜかって、1行目を書くのがすっごく大変だから。
一番嫌だったこと、腹の立ったことを書けと言われても、思いつかないんだよこれが。
2行目は「どれにしようかな」ってレベルでいくつでも思いつくのに。
「今日何か嫌なことあったっけ…」と頭を悩ませていると、夫が「ほら、夕食のブロッコリーを茹ですぎてしょんぼりしてたよ」と助け船を出してくれました。おお、それだ! よし、書けた! もうこれ書けたのが一日で一番嬉しかったってくらい、うれしかった。
かなしかった出来事が、うれしかった出来事に早変わり。
我ながらポジティブ変換がすごすぎる。
だから毎日ご機嫌なんだな。
翌日の抱負には、ここしばらく同じものが並んでました。
ちょっと前に購入したアプリの日本語化作業。
イギリス製のアプリなんだけど、日本語のインタフェースがひどかったのです。
何かを実行させるときのボタンが「実行しています…」だったり。そこは「実行」だけでいいでしょ。語尾がおかしいだけならまだしも、意味自体がまるで間違ってるものも多く、割と悲惨な状態でした。
アプリ自体はすごく使いやすいし機能豊富で良質なので、残念に思って勝手に修正を加えてパッチを製造元に送りつけてみました。怒られたらどうしようかと思ってたけど、もろ手をあげて喜んでくれて、「でもバイナリパッチはちょっと…。こっちを編集してくれるとうれしい」と日本語化部分のソースファイルを送ってよこしたので、少し気合いを入れて見直しをかけていたのです。
製造元のイギリスとやりとりしつつ作業したのですが、こんなに朝から晩まで英語漬けになったのは久しぶりで、楽しかった。
それにしても、あの翻訳品質はひどい。
聞くと、あれでもプロの翻訳会社に頼んだのだそうです。
しかも結構高かったのだとか。
なんだかなー。
仕上がりの日本語の品質を評価できる人が、依頼者側にひとりもいなかったのが敗因ですね…。ちょっとでも日本語わかる人いたら、あれがひどいのはわかったと思うし。
もうね、修飾節が入ってるような比較的長い文章は全滅だった。間違いのない文章がないってくらいにひどい。明らかな誤訳がなかったとしてもひどい直訳で、とにかく日本語としての品質が低い。日本人ってこういう文章の読み取りが苦手なんだなってのがわかって面白かったけど、それを製品として使用するとなるとさっぱり面白くない。
一番短い誤訳は「××× to go」の日本語でした。
普通に訳すと「あと ×××」ですよね。というか、それ以外に訳しようがない。
なのにね。こうなってた。
××× でゴー!
おいいいいい!
思わず脱力して笑ってしまった。
たったの2語、それもたった4文字でこの破壊力。すごい。
すごいんだけど、お金もらった翻訳でウケ狙っちゃだめでしょ。
わからなかったらせめて辞書引こうよ。
Bibliographyを「バイオグラフィー」と訳してたところもあった。
よく見よう、バイオグラフィーじゃないから。
バイオじゃなくてビブリオだから!
バイブルの語源になったラテン語で、図書系の単語によく使われる接頭語です。
バイオグラフィーなら伝記だけど、ビブリオグラフィーだから参考文献一覧なのよ。
こんな具合にすごく面白かったんだけど、これが商用の製品のインタフェースかと思うとあまり笑い事じゃありません。みんなこんなのよく我慢して使ってたなぁ。あの品質でも英語版をそのまま使うよりはマシだと思うのだろうか。私ならあれだったら英語版の方がずっといいけどな…。
このご時世だと海外旅行なんて行けませんが、ちょっぴり海外気分の味わえる、なかなか楽しい一週間でした。投稿日時:2021年2月11日 11:35 コメント(0)  続きを見る
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