しーちゃさんの『献立ノート』1日のイースマ☆ノート

今回の帰省も、実家の片付けを頑張りました。
大物（粗大ごみ）を中心に。
玄関まわりがすっきりしました。
この玄関、こんなに広かったのね。

片付けの途中で、チラシ裏に書かれたメモの束が出てきました。
当然ポイっとごみに分類しようとしたのですが、一応念のため中身を確認してみると、父から母への伝言メモでした。明らかに用済み。うん、ごみだな。
と、思ったのですが。
よく見ると、すべてに小さく母の字で日付が書かれています。

ああ、そういうことか。
これは捨てられないわ。

父は伝言メモでさえ無駄に達筆で、しかもなぜか筆書き。
筆といっても筆ペンでしょうけど。
つまりこれは、父の字が大好きな母によるコレクションなのでした。
知らない人から見れば紙ごみでしかないものですが、母にとっては大事な大事な宝物なのでしょう。
そっと元の場所にもどしておきました。
あとで全部スキャンしてから処分しよう。

こういうのがあるから、片付けは人まかせにできない。

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さて、恒例となった弟たちとの外食伝票争奪戦。
今回は、一勝二敗でした。
本当だったら二勝いけるはずだったのに…！

今まで勝てたことのなかった、回る寿司屋の攻略法をやっと見つけ出したのです。
ここは、店に入るまでが勝負だった。
伝票を入手するタイミングを伺ってるようじゃ、勝負にならない。

いつの間に伝票が敵の手に渡っているのか、ずっと不思議に思っていましたが、実はここには伝票なんてなかった。席に案内されるときに番号札を渡されて、その札を手に入れた人が支払いの権利を獲得できる仕組み。つまり、先に入店した者勝ちなわけです。

この仕組みを解明したからには、駐車場についてから入店までが勝負！
車庫入れ開始とともにシートベルトをはずし、車が停止したのと同時にドアを開けて飛び出し、可及的速やかな足取りで受付けに向かう。
この勝負もらったな、と思うとスキップしちゃいそう。

受付けで人数を知らせ、番号札を持った店員に向かって手を伸ばしたところで、追いついた義妹がすいっと前に出て何食わぬ顔で番号札を受け取りました。
えええ…。えええええええええ！！
何それ！ 何それ！？

私の方が先に来てたよね？
人数知らせたのも私だよね？？
どうしてそれで番号札この子に渡すの？？？
かわいいからか。かわいいからなのか。
あの店員、許すまじ。

憤懣やるかたなく、のこのこと遅れてやってきた戦力にならない夫をジットリした目でにらんでいると、夫はニコニコと「なになに？ どうしたの？」とのんきです。
そしてテーブルの向こうでは、弟がこれ見よがしに肩を震わせて笑ってます。腹立つ。

「あなたの知らないところで勝敗が決まってたってことですよ」と弟。
「え。つまりどういうこと？ 勝っちゃった？ 勝っちゃったの？」と夫。

弟は、口数の少ない私の視線に込められた言葉を驚くほど正確に読み取ります。お前はテレパスか。
逆に夫は、びっくりするほど察しない。
この空気の中でどうしてその結論に至るのか、ほんとびっくりだよ。

まあでも、夫が鈍いというよりは（鈍いけど！）弟が特別な気もする。
小さい頃から、ふたり仲良くおとなしく窓の外を眺めていたと思ったら突然ふたりで顔を見合わせて大笑いする、なんてことがよくあったと母から聞きました。顔も似てないし、性格なんて真逆なのに、何かがシンクロしてるらしい。

それはさておき。
次回は負けない。
周りの目なんか気にせず本気ダッシュしてやる。
足の速さなら負けない自信あるもんね。
たとえ妨害のための刺客（チビ）を放たれようとも、華麗なステップで逃げ切ってやるう。

伝票争奪戦がだんだん体育会系になってきた。かもしれない。
と言っても、お店ごとに攻略法が違うから、行く場所が変わったらまた作戦練り直さないといけないんだけどね…。
（投稿日時：2019年5月1日 19:08）