苦手な部分は人によって違います。
たまねぎの何が苦手なんだろう? と、考えてみるところから始めてみましょう
まずステップ1ではどんな状態のたまねぎが苦手なのかよく考えることから始めましょう。
生の状態が苦手だったり、さっと火を通した食感が苦手だったり、炒めた時の甘みが苦手だったり、これは人それぞれだと思います。
そうすると、こんな公式が見えてきます。
・ 生の辛さが苦手 → (水にさらす)+(炒めて甘みを出すor煮込む) = 克服!
・ 火を通して味が無いのが苦手 → 煮込んで味をふくませる = 克服!
・ あめ色に炒めた甘いたまねぎが苦手 → スパイスで変化をつける = 克服!
・ 全てがイヤ! → みじん切りにする + 火を通す = 少しずつ克服!
そして、とにかくたまねぎが嫌い! という場合。
私の経験上、味がないたまねぎが一番「うっっ!」とダメージを受けます。ダイレクトにたまねぎの香りとにおいを感じてしまうと、本当にひとつずつ全神経を注いででもお箸で取り除きたくなってしまいます。(あくまでも私の場合ですが・・・)
なので、まずはオムライスに入れるときでも生姜焼きに入れるときでも、まずたまねぎを 炒めたら塩、こしょう、もしくは醤油で下味をつけてみてください。これだけでも 思ったより食べやすくなります。
もちろん、かなり抵抗のある方は細かく刻んで煮込んでも良いですが、意外と大きくてもたまねぎの場合は食べられるような気がします。
そしてその時に重要なのができるだけ同じ大きさに切ること。
みじん切りでも大きさがバラバラすぎるとせっかく小さいたまねぎはクリアできそうなのに、ひとつ大きいたまねぎにあたったところで、リタイヤしたくなってしまいます。
最初はみじん切りや薄切り、次はもう少し大きめにと形を変えていくことと、他の素材とよく煮込んでみる。ここから始めていきましょう。
<たまねぎのみじん切りのポイント>
1 縦に切り込みを細かく入れる。 |
2 横に数本切れ目を入れる。 |
3 端から包丁を斜め前に、包丁の重みを使って滑らせるように切る。 |
* (1)の切り込みが細かくできていれば最後にカタカタ叩かなくてもとても細かいみじん切りができます。
<ステップ1>の料理は「白身魚の炒めたまねぎソースがけ」
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