ビタミン - 栄養素を知ろう!

私たちの体にどんな影響を与えるのか?
特徴や働きを知りましょう。

特徴

私たちが食べ物から摂ったたんぱく質や脂質、炭水化物を利用するには、これらを「代謝」して、エネルギーや身体の構成成分といった、人間に必要な形につくり変えなければなりません。

ビタミンは、微量で代謝に重要な働きをするにもかかわらず、必要な量を自分でつくることができない有機化合物で、ミネラルとともに3大栄養素の働きを助け、身体の機能を調節するために欠かせないものです。
そのため不足は全身の不調につながります。

ビタミンとミネラルは、たんぱく質、脂質、炭水化物の3大栄養素と合わせて5大栄養素と呼ばれます。

働き

身体の機能維持・調節をする

3大栄養素の中でエネルギー源となるのは主に炭水化物と脂質で、臓器や筋肉など身体を構成する成分となるものがたんぱく質です。
しかしこれらの栄養素は、食べ物として摂っただけでは働きません。


栄養素は消化や吸収、分解、合成などの化学反応によって人体に合うようにつくり変えられて初めて、利用できるようになります。
ビタミンはこの化学反応を調節する栄養素です。
車でいえば、たんぱく質は車体、炭水化物と脂質はガソリン、ビタミンやミネラルは車がスムーズに動くための潤滑油にたとえることができます。
ビタミン不足になると化学反応がうまくいかなくなり、全身の機能が低下してしまいます。


ビタミンは13種類あり、水に溶ける水溶性と油に溶ける脂溶性に分けられます。
水溶性ビタミンは摂りすぎても尿や汗などから排出されますが、脂溶性ビタミンは摂りすぎると体内に蓄積され、過剰症を起こす可能性があります。
しかし普通の食事をしていれば、過剰になることはまずありません。

水溶性ビタミン ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 ビタミンC ナイアシン 葉酸 パントテン酸 ビオチン
脂溶性ビタミン ビタミンA ビタミンD ビタミンE ビタミンK

多く含む食品

  • 各ビタミンの項をご覧ください。

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