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ヘルプ(専門用語) |
Q.食事摂取基準 |
A. |
食事摂取基準とは、国民の健康の維持・増進、エネルギー・栄養素欠乏症の予防、生活習慣病の予防、過剰摂取による健康障害の予防などを目的として、エネルギー・栄養素の摂取量の基準を示したものです。 年齢、性別、身体活動レベル(暮らしぶり)の内容によって違いがあり、その値は厚生労働省により示されています。 本サイトでは、エネルギー・各栄養素の摂取状況の評価に「日本人の食事摂取基準(2010年版)」を用いております。 |
Q.食品成分表 |
A. |
食品成分表とは、常用される食品の、標準的な栄養成分値を収集したものです。 2011年4月現在の最新のデータは、文部科学省科学技術・学術審議会資源調査分科会報告「日本食品標準成分表2010」に掲載されています。 本サイトの一般的な食品は、「日本食品標準成分表2010」「日本食品標準成分表準拠 アミノ酸成分表2010」「五訂増補日本食品標準成分表 脂肪酸成分表編」に基づいて栄養計算しております。 |
Q.PFCバランス |
A. |
PFC(ピー・エフ・シー)バランスとは、食事の三大栄養素であるたんぱく質・脂質・炭水化物のエネルギーバランスのことです。 PFCのPはProtein(たんぱく質)、FはFat(脂質)、CはCarbohydrate(炭水化物)の頭文字を表しており、これら各栄養素由来のエネルギー量が、食品および食事のエネルギー総量に占める割合を%(パーセント)で示したものがPFCバランスです。 |
Q.身体活動レベル |
A. |
身体活動レベル(PAL:Physical Activity Level)とは、日常生活の平均的な活動の強度を表したもので、1日の総エネルギー消費量が基礎代謝量の何倍になるかを示した指数です。 生活や仕事の内容によって、 I(低い:1.40-1.60・・・生活の大部分を座って過ごす)、 II(ふつう:1.60-1.90・・・主に座って過ごすが、移動や立ち仕事、軽いスポーツなども行う)、 III(高い:1.90-2.20・・・移動や立ち仕事が多い、あるいは活発な運動習慣がある) の3段階に分類されます。 この分類では、日本人成人の人数比はおよそ1:2:1になります。 |
Q.METS(メッツ) |
A. | METS(Metabolic EquivalenTS, メッツ)とは、運動によるエネルギー消費量が、安静時代謝量の何倍に当たるかを示す単位で、運動の強度を示しています。 |
Q.動作強度 |
A. |
動作強度とは、ある動作によるエネルギー消費量が、基礎代謝量の何倍になるかを示した値で、Af(Activity factor)ともいいます。 身体活動の強度を表す値としては、Afのほか、1日分の身体活動の強度を総じて表す際にも使われる PALや、「ある活動によって増加したエネルギー消費量が、基礎代謝量の何倍になるか」を示すRMR(Relative Metabolic Rate)、「活動時のエネルギー消費量が、安静時代謝量の何倍になるか」を示すMETSなどもよく使われます。 |
Q.基礎代謝量 |
A. |
基礎代謝量とは、呼吸や脈拍、体温維持など、生きていくために最低限必要な活動を行うためのエネルギーのことをいいます。 基礎代謝量は、性別、年齢、体格などによって異なり、食事や運動などの日常生活の状態によっても違ってきます。 しかし、同性・同年齢ならば、おおむねその体表面積に比例することが知られています。 また身長・体重が日本人の平均から大きくはずれていなければ、おおむね体重に比例することが知られています。 28歳で身長177cm、体重66kgの男性の場合、この性・年齢の基礎代謝基準値である24(kcal/kg/日)に体重66(kg)をかけると、基礎代謝量がおよそ1584(kcal/日)であると推定できます。 ※基礎代謝量は、生命維持に必要最低限のエネルギー量なので、基礎代謝量を下回るエネルギーしか摂取しない食事制限ダイエットは、非常に危険です。 筋肉量が減り、エネルギー消費の効率が落ちることで、逆にダイエットの効果が出にくくなってしまう場合もあります。 上の男性の例で言えば、一日の摂取カロリーが1584kcalを下回るようだと、危険だと言えます。 |
Q.安静時代謝量 |
A. |
安静時代謝量とは、快適な室温の部屋で、座って安静にしている状態で消費されるエネルギー量のことで、基礎代謝量の約1.2倍(DITが発生しない早朝空腹時では約1.1倍)とされています。 起床後の活動や食事などの影響によって、多少変動します。 |
Q.BMI(ボディマスインデックス) |
A. |
BMI(ビー・エム・アイ, Body Mass Index ボディマスインデックス)とは身長からみた体重の割合を示す体格指数のことで、世界共通の肥満判定の指標です。 BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)で表され、BMIが22になる体重が理想とされています。 |
Q.DIT(食事誘発性体熱産生) |
A. |
食事をすると、食べ物をかんで飲み込み、消化し、吸収するといった活動が活発になることで体熱が産み出され、エネルギー消費量が増えます。 この現象は食後まもなくから起こり、1時間後に最高となった後、徐々に減りつつ5-10時間ほど続きます。 これをDIT(Diet Induced Thermogenesis:食事誘発性体熱産生)といいます。 |