ユーノさんの『なにを食べれば良いの？』1日のイースマ☆ノート

　
マニアックな内容だけどまぁいいや。
前回書いた「うっせぇわ」の件で、自分的に
新発見があったので。
新発見というか・・・前から感じてた違和感が
今日になって明確に、こうだという確信に変わったの。

それは
「ああよく似合う、その可もなく不可もないメロディ」
「もう見飽きたわ、二番煎じ言い換えのパロディ」
「ああつまらねぇ、何回聞かせるんだそのメモリー」
という特徴的に変調する3フレーズ。
これ、「私」じゃなくて別の誰かの声だと思う。

「最新の流行は当然の把握　経済の動向も通勤時チェック
　純真な精神で入社しワーク　社会人じゃ当然のルールです」
や
「酒があいたグラスあればすぐに注ぎなさい
　皆がつまみやすいように串外しなさい
　会計や注文は先陣を切る、不文律最低限のマナーです」
と同じ。「　」付きのセリフなのよ。
後者の「ルールです」「マナーです」はわかりやすい。
誰かにそう言われて「うっせぇ」となるのはすぐわかる。

でも前者の「メロディ」「パロディ」「メモリー」の
3ヶ所は、私が鈍かっただけかもだけど
すぐにはわからなかった・・・。
地の文だと解釈しちゃってたの。
だけど違った。これ「　」付きのセリフなのよ。
そして内容はこの「うっせぇわ」の曲自体への批判なの。

うっせぇと歌ってるまさにこの曲に関して
「可もなく不可もないメロディ」
「二番煎じ言い換えのパロディ」
「何回聞かせるんだ」＝同じ語（うっせぇ）の繰り返し
だと批判してるわけ。
なので余計に「うっせぇわ！」となり
「頭の出来が違うので問題はなし」
「顔面にバツ」「アタシも大概だけど」と
言い返しているわけ。
それで全部すんなりつながる☆（笑

つまりこの曲はあくまで、脳内での会話なのね。
会話というか対話というか。
「うっせぇ」と発散している最中でまで他者からの批判
を想定し、そこにさらに「うっせぇわ」と返す。
そうなると「ルール」「マナー」の方も疑わしくなってくる。
これ、誰か他者（＝大人）にそう言われた場面の描写
というより、内面の声なんじゃないかしら。
「当然のルール」「最低限のマナー」と誰よりも
「私」を抑圧しているのは、他者（社会や大人）ではなく
「私」の中にいる「私」・・・。
そう解釈した方が面白い。

誰よりも社会のルールやマナーに敏感な「優等生」で
「模範人間」な私が、自分で自分に課す細々した決まり事に
「うっせぇ」と抵抗し、しかしその抵抗をも
「二番煎じ」「可もなく不可もなく（＝凡庸）」だと
冷ややかに見る自分がいて・・・。
だから尚更「うっせぇわ！」となるのね。
合わせ鏡のような自身の限界を叩き壊す呪文が
「うっせぇわ！」なの、きっと。
あと「問題はナシ！」ね。

そうすると、「丸々と肉づいた」は上司や親ではなく
自分自身の顔、なんじゃないかな～・・・とも。

この曲は「あなた」を否定するのがもちろん主題なんだけど
その「あなた」は完全な他者ではなくて
「私」の中にいる「あなた」なのよ。
曲全体から放たれる破壊力に一種の爽快さがあるのは
たぶんそのせい。
破壊の対象が赤の他人ではなく
自分自身（の限界や良識？）だから。

キレイにまとめすぎたかしらね（笑

あ、でもこう解釈した時はじめて、冒頭の
「正しさとは、愚かさとは、それがなにか見せつけてやる」
が生きて（光って）くるようにも思うのねぇ～。



以下、ぜ～んぜん別の話☆

今感染者が小康状態だけど、この先は増える気もする。
なのでこの際に・・・と電撃的に今日（9日）、母ランチの
約束を取り付けた。
昨夜思いついて母にメール、本日電話して
母と兄の了解を取り、昼前にお店の予約を入れた。
会うのは明後日、11日。
あとで地震の日だったと気づいたけど・・・まぁ。
11日が私には一番都合良かったんだから仕方ない。
3月に会っておかないと4月はまたどうなるかわからない
と思ってるのよ、私。

11日はしゃぶしゃぶとお寿司を食べてくるわ☆

　





（投稿日時：2021年3月10日 00:36）