しーちゃさんの『献立ノート』1日のイースマ☆ノート

会社の同期会に行ってきました。

会社の、と言っても、もうずいぶん昔に辞めちゃってますが。
幹事が入社当時の名簿をもとに、同じ事業部配属の同期に連絡をとって開催してくれました。

あれだけの人数に連絡とるのは、さぞかし大変だったに違いない。
ひとりを除いて全員に連絡つけたというから、執念がすごい。
何しろ過半数がもう会社に残ってないもんね。
終身雇用の時代は、本当にもうとっくに終わっていたのでした。

「まったくねえ。そのチカラを仕事に活かしなさいよ」と、もうひとりの幹事である同期内で一番の（と勝手に私が思っている）美女に昔と寸分変わらぬ小気味よく切れ味するどい毒舌で切り捨てられていて、相変わらずのコンビに笑っちゃいました。

みんなどんな風に変わっただろう。同期の女性たちはきれいな人ばかりだったので（※私は除く）きっと昔と変わらずきれいなままで、男どもは誰だかわからないくらい変わっちゃってるんじゃないかな、と予想していました。

しかーし。
予想は見事に外れました。

女性陣がきれいなままだったのは予想どおりだったんだけどね。
男性陣も含め、体型が変化した人がひとりもいなかった。
強いて挙げれば、痩せぎすだった人が普通の細身になったくらい。
みんな、ほんのり顔が老けただけで、完璧に原型とどめてました。
白髪染めしてる人もひとりかふたりしかいなくて、みんな黒々としてたし（でも、近くでよーく見ると1〜2本は白髪がある）、髪の生えぎわが後退してる人もいないし、胴回りが太くなった人はいないし、顔に小じわもできてないし。

夫は私のことを若く見える方だと言ってくれるけど、この集団の中にあっては、別にとりたてて他の人と比べて若く見えるってことはない。
きわめて標準的。
50代って、こんなものなんだっけ……？
小じわのある人もいるにはいるけど、若い頃から笑いじわのある人だったから、このしわは老化とは無関係のような気がする。

あまりにも外見変化が乏しかったので、実際には20年以上ぶりに会う人たちも多かったはずなのに、まるで昨日も普通に会っていたかのような違和感のなさでした。
みんな同じように感じていたみたい。

外見も意外だったけど、驚いたのは女性陣の就職率の高さ。
会社残留組も転職組も、パートなんかじゃなくて正規雇用で頑張ってる。
のんきな専業主婦なんて、私くらいだった。
専業主婦って、絶滅危惧種かもしれない。
みんなのバリキャリっぷりに圧倒されて帰ってきました。

ああ、楽しかったなぁ。
なんかね、自分もがんばろうって気持ちになりました。
特に何をってわけじゃないんだけど、なんとなく。ね。
（投稿日時：2019年7月29日 12:53）