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食事 (全員に公開中)
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健康的にダイエット
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だいぶ前に調べたメモを、今さらだけど載せておきます。
ココナッツオイルって、本当に美容記事にあるように太らない油なの?
と思って調べた内容です。
結論から言うと、摂れば摂っただけ普通に太ります。
ラードやバターと変わりなく、ただの飽和脂肪酸だから。
むしろラードやバターより飽和脂肪酸率が高い分、太りやすい。
「ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれていて、この中鎖脂肪酸は直接エネルギーに変換されるので体脂肪にならないため太らない」というのがココナッツオイル推進派の主張なのですが、よく調べてみるとここにちょっと嘘があるのよね。
まず「中鎖脂肪酸とは何か」というところから始まるわけですが。脂肪酸の化学式における炭素数により分類され、炭素数が少ないものを短鎖脂肪酸、多いものを長鎖脂肪酸、中間のものを中鎖脂肪酸と呼びます。
この「中間」の定義がまた曖昧なのですが、ココナッツオイル推進派によると炭素数8~12のものが中鎖脂肪酸なのだそうです。これを鵜呑みにした場合、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は次のようになり、合計で約65%が中鎖脂肪酸ということになります。
ラウリン酸 50%
カプリン酸 9%
カプリル酸 4~6%
でね、この定義に嘘があるわけなのです。
ココナッツオイルの中で一番含有量が多いのが炭素数12のラウリン酸ですが、消化吸収の過程から判断すると長鎖脂肪酸と考えた方が良いそうです。論文にもはっきりそう書かれています。
■ 中鎖脂肪酸の栄養学的研究
https://www.jstage.jst.go.jp/article/oleoscience/3/8/3_403/_pdf
では、どうしてこのラウリン酸を中鎖脂肪酸に分類するのかというと、「ラウリン酸は、一部が中鎖脂肪酸的な吸収のされ方をするから」なのです。一部は直接エネルギーになる部分もある、けど大半は普通の飽和脂肪酸と同じように吸収されるのです。
実際ラウリン酸のうちどれくらいが中鎖脂肪酸的にエネルギー化されるのか実験した結果をまとめた論文も読んだのですが、うっかりブックマークし忘れてもう見つからない……。まあ、とにかく多くはありませんでした。
つまり純粋に中鎖脂肪酸と呼べるのは炭素数が8~10のものだけなのですが、そうするとココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸はたかだか15%ほどに過ぎないということになります。
にもかかわらず、ココナッツオイルにダイエット面での価値をおきたい人々は「一部が中鎖脂肪酸的にエネルギー化される」ことをもってラウリン酸を中鎖脂肪酸と呼びたがるわけです。が、実際にはラウリン酸はほぼただの飽和脂肪酸でしかありません。
それどころかココナッツオイルの飽和脂肪酸率はバターやラードよりずっと高い。食品成分表によると、飽和脂肪酸率は次のようになっています。
ココナッツオイル 84%
バター 50%
ラード 39%
というわけで、ダイエット目的でココナッツオイルを多用するのは大きな間違いだよなー、というのが私の調べた結果の感想です。
個人的には香りが好きなので、たまにバター代わりに使いますけども。多量に摂取したら決して健康に良いモノではないことを理解した上でなら、適度に使えばいいんじゃないかと思っています。
中鎖脂肪酸が摂りたいなら、MCTオイルを使うべき。風味も何もないけども。MCTオイルなら、純粋な中鎖脂肪酸であるカプリン酸とカプリル酸のみが含まれています。
MCTオイルはまだ試したことがありませんが、直接エネルギーとして吸収できない分は排泄されるので摂りすぎるとお腹がゆるくなると聞きました。便秘がちな人には、ちょっといいのかも? 摂りすぎた量次第ではかなり悲惨なことになりそうですけども……。
(投稿日時:2018年8月21日 13:32)
しーちゃさん
身長163cm
2014年夏60kgくらいで開始。
2015年2月に目標の54kg達成。
2015年5月に51kg達成。
2015年12月筋トレ開始。
2018年現在
59kg 体脂肪率19.7%
(上半身に筋肉つけてから
少し絞りたい。)
グルテンフリー生活中。
(夫が小麦不耐症)
ぷち糖質制限は解除。
(夫の食後高血糖が
筋トレにより解消したため)
2021年目標
・低血糖対策
・週2回以上筋トレ
公開状況
イースマ☆ノート | 全員に公開する |
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身体情報 | 公開しない |
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コメント
2件のコメント
ユーノさん
2018年8月21日 18:12
油脂類についてはまだよくわからないことが多いですよね。
私自身は、ココナッツオイルとMCTを比べた場合、とりあえず現時点ではココナッツオイルの方を
優先して取りたいと考えていますが、その理由はまさにラウリン酸が含まれているから、でした。
ラウリン酸は母乳にも含まれている成分で・・・なんて読むと、ちょっと試してみたくなったのです(笑
だから私がココナッツオイルに期待しているのは抗菌作用とか、整腸作用です。
ダイエット(特に減量効果)については全く期待していなかった(むしろ効果がないことを期待していた)
のですが、実際には体重が落ち気味で焦っています(←
思うに、この体重減少はお通じの効果(腸内に溜め込まない)なんじゃないかな~・・・・と。
それならある程度の水準で下げ止まるはずなので、そこに期待☆
もし本当に減量(体脂肪減少)が起きていたら、少なくとも私にとっては喜ばしくない事態ですね。
私は今の体重と体脂肪率を維持したいと考えているので・・・。
以前日記にも書いたのですが(2017年8月31日)、私は↓の論文を読んでから
https://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/3273.html
飽和脂肪酸は1日平均で20gを目安にしています。
一方で腎臓への配慮からタンパク質摂取量を80g未満に抑えたいと考えているので
肉や乳製品のようにタンパク質付きでなく、飽和脂肪酸だけを摂取できるオイル類は
ある意味重宝な食品だという印象を抱いています。
しーちゃさん
2018年8月22日 5:23
ユーノさん>
あー、書いた時期的にまぎらわしくてすみません。
この日記は確かに、ユーノさんの日記を読んで「ココナッツオイル」というキーワードに反応して思い出したモノではありますが、内容自体はユーノさんの日記と何の関わりもありませんし、もちろん含みもありません。
この日記は単に
「ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸は、言われているほど多くない」
ということの根拠を自分用のメモとして書きました。
それ以上でもそれ以下でもありません。
どこかにメモしておかないと忘れそうなので。
実際に調べた内容の一部はもう忘れてるし、もっと早く書いておくべきでした。
一時はネットでさえ入手困難になるほど「(ココナッツオイルには中鎖脂肪酸が多く含まれるので)ダイエットに有効」と騒がれたものですが、そのとき調べた内容です。
ほんと「××はダイエットに効く」系の記事って、こういうの多いですよね。
イースマ利用者はダイエットに興味を持つ人が多いと思うので、ここに書いてみました。
全くユーノさんの参考にはならない内容と思いますが、どなたかの参考になればなーと。
ユーノさんはユーノさんの考えに基づいてココナッツオイルの上手な活用法を模索しているのだと思っていますし、試行錯誤の結果を日記に残してくださるのは毎度楽しみにしてますよー。