かぶ:葉にも栄養たっぷり! 上手に利用しておいしく食育を!:旬の食材薀蓄

葉にも栄養たっぷり!上手に利用しておいしく食育を!

これから寒くなってくる時期においしくなる野菜のひとつがかぶです。かぶの白くて丸いかわいらしい姿はなんとなく親しみが持てますよね。

かぶは、古くから栽培されている野菜で、原産地は西アジアともヨーロッパとも言われ、ロシアでは「大きなかぶ」という民話も残っています。

また日本では、すずなといって春の七草のひとつに数えられています。

種類も多く、普段私たちの口にする握りこぶしよりやや小さい「小かぶ」や、大型の「聖護院かぶ」、皮が赤で果肉が白色の「万木(ゆるぎ)かぶ」や「温海かぶ」などがあり、有色かぶは漬物加工用に多く使われています。

根を食べるのが一般的ですが、根よりも葉を漬物利用する「かぶ菜」もよく食べられています。

長野名産の野沢菜漬けもかぶ菜なのです。

その他に滋賀の桜漬け(ひの菜)、京都のすぐき漬け(すぐき菜)も同様です。

かぶの根には目立った栄養素はありませんが、消化酵素アミラーゼ(ジアスターゼ)が多く含まれているので、生で食べると胃もたれなどに効果があります。

さてみなさん、かぶの葉をつい捨ててしまってはいませんか? 実は、栄養は根よりも葉にあるのです!

葉は根に比べると、ビタミンCは約3倍、カルシウムは約6倍、カロテンはなんと約840倍と多く含まれており、そのまま捨ててしまうのはもったいない部分なんですよ。

ビタミンCは抗酸化作用があり、ストレスが多い人にオススメの栄養素。

カルシウムは骨粗しょう症予防や歯を丈夫にする働きがあります。

またカロテンは、カロテノイド(動植物の色素)のひとつで抗がん作用があります。

かぶの食べ方はなんといっても根も葉も食べることが一番です。浅漬けや煮物で葉も上手にとりましょう。

葉だけを食べるには、ふりかけや味噌汁の具、ご飯に混ぜて菜飯にしてみては? 菜飯に使う際は、塩茹でをしてみじん切りにし、水気をよく絞った葉を使ってくださいね。

この旬の時期にぜひ、おいしくかぶを食べてみてください!


上手に選ぶコツ

●葉 みずみずしいもの
濃い緑色のもの
●根 白く丸いもの
ひげ根のピンとしているもの
ツヤ・ハリのあるもの

旬の時期


10月末~11月

かぶのうれしい機能

  • アミラーゼ(ジアスターゼ)
  • でんぷんの分解酵素で根に多く含まれます。消化を助けることで、胃もたれ・胸焼けの解消や、胃粘膜の保護に役立つことが期待されます。




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