うなぎ:夏バテ予防の定番! 土用の丑の日はうなぎで決まり!:旬の食材薀蓄

夏バテ予防の定番!土用の丑の日はうなぎで決まり

夏の暑い日、うなぎ屋からはもうもうと勢いよく白い煙があがっていますよね。なんとも香ばしい匂いに、たちまちお腹がすいてしまうことでしょう。

まさに土用の丑の日がうなぎ屋の繁盛時期です。

土用の丑の日(2005年は7月28日)にうなぎを食べる習慣が生まれたのは江戸時代のこと。夏暑く売れないうなぎ屋を助けるべく、かの有名な発明家である平賀源内がうなぎ屋の店先に「本日土用の丑の日」と看板を立て、人を集めたといいます。

この説は有力で、江戸時代の世相や風俗を記した「明和誌」には平賀源内が考案したと書かれています。

よく、関東は背開き・関西は腹開きといわれますね。

これは蒲焼が江戸で流行した江戸時代、武士達が腹開きは切腹を連想させることを嫌い、背開きにするようになったそうです。

そして、同じ蒲焼でも関東と関西では調理法が違います。

関東は白焼きにしたものを一度蒸してから蒲焼に、関西では蒸さずにそのまま蒲焼にします。一度蒸すことで、皮も身も柔らかくなりますが、関西の蒲焼もご飯に乗せることで同じように身・皮が蒸されて柔らかくなります。

うなぎは、ビタミンAEB1B2と含まれ、ビタミンの宝庫です! 骨を丈夫にするカルシウムも多く含まれています。

ビタミンAは免疫力アップ、Eは抗酸化作用、B1は疲労回復物質、B2は胃や腸の粘膜強化など、夏の体力低下の時期にはもってこいの栄養素が含まれています。

脂質ではコレステロールが多いですが、一串程度なら問題な量ではありません(1串230㎎/1日の目標量600㎎未満)。そのコレステロールの血中濃度を下げるオレイン酸、善玉コレステロールを増やすDHA(ドコサヘキサエン酸)も多く含まれているのがうれしいポイントです。

うなぎは蒲焼が一般的な食べ方ですが、たれに漬けずに白焼きにしてわさびしょう油で食べると、さっぱりとうなぎ本来の味を楽しむことができます。

また、油で揚げたおやつ感覚の骨せんべいや、肝吸い・肝焼きなどもおいしいものです。

市販の開きの蒲焼を利用して、手軽にうなぎめしうなぎの中華炒めも作ってみるのもよいですね。

よくうなぎと梅干しの食べ合わせは良くないといいますが、根拠はないと思われます。

なぜなら、梅干しは胃酸を濃くしてうなぎの油の消化を助ける働きがあるからです。どちらもご飯のすすむ食べ物ですから、ご飯の食べすぎという贅沢をさせないための言い伝えのようです。

うなぎを食べて、心から身体から夏バテを吹き飛ばしましょう。


上手に選ぶコツ

蒲焼→身が厚いもの

旬の時期


7月~10月頃

うなぎのうれしい機能

  • ビタミンA
  • レチノールの代謝物であるレチノイン酸は、白血病患者に対して表皮細胞の分化を抑え、角化を遅らせる効果がみられます。また、生物の分化と形態形成を制御する働きもあると研究されています。

    「栄養素を知ろう!」でさらに詳しい情報>>

  • ムコ多糖類
  • 皮のヌメヌメ成分をムコ多糖類といい、抜群の保水性を持ち、肌のハリや潤いを保つ働きをします。また、弱った胃腸の粘膜を保護し、消化吸収を助ける働きをします。




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