さつまいも:ビタミンCで美肌ゲット、食物繊維で便秘にさよなら、女性を外から内からピカピカに。:旬の食材薀蓄

女性は要チェック! さつまいもは美容野菜

さつまいもの美味しい食べ方は焼いもでしょう。アチチッと言いながら皮をむき、やっと見えてきた黄金の実を口に入れれば、実りの秋に浸れること間違いなしです。

この焼いも、調理法に美味しさと栄養の秘密があります。まず長時間の加熱調理によって、さつまいもに含まれる消化酵素アミラーゼがでんぷんを分解し、多くの糖分が生成されて甘みが増すのです。このため電子レンジで加熱したものよりも焼いものほうが美味しく感じるのです。また、さつまいもに多く含まれているビタミンCは加熱調理に不安定なビタミンですが、焼いものように丸ごと調理をすると空気に直接触れないため、約70~80%も保持されることになるのです。

ビタミンCは、シミ・そばかすの原因であるメラニン色素の沈着を防ぎ、ピチピチ肌のもとであるコラーゲンを合成する働きがあり、さつまいもに多く含まれています。また、さつまいもの切り口から出てくる乳白色の液体はヤラピンと呼ばれ、便秘予防に効果があるとされています。さらに食物繊維のセルロースも多く含まれているためこちらも便秘予防や改善、しいては大腸ガン予防にも効果があります。このようにさつまいもは女性にとってぜひ食べておきたい旬食材なのです。

食べるにあたり、取り扱いのポイントも知っておきましょう。保存方法としては、温度が低いと腐敗しやすいので冷蔵庫に入れないこと。そして、スイートポテトなどに利用する場合、皮を厚めに剥けばあくや筋っぽさなく裏ごしができます。残った皮はかき揚げやかりんとうなどにすると無駄なく食べられるのでおすすめです。


上手に選ぶコツ

皮→ つやがあり色が鮮明
全体→太くずっしり&重みがある
     デコボコやヒゲが少ない(デコボコ
     やヒゲは筋っぽさの目安になる)

旬の時期

さつまいものうれしい機能

  • ヤラピン
  • ヤラピンは胃腸にて吸収されないため、食物繊維との相乗効果で便秘予防効果があると考えられていますが、詳しい生理作用についてはまだ解明されていない成分です。

  • セルロース
  • 人間の消化液では吸収することができない不溶性食物繊維で、腸内で発ガン性物質などの有害物質を吸着する働きをします。また腸管に刺激を与え、便秘解消効果があります。




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