“好ききらい”をなくすためには、その苦手な食べ物を食べてみなければ始まりません。たくさんの好ききらいを克服した私がお届けするレシピは、ステップ1~3と、段階別に攻略する作戦になっています。
苦手な食べ物、たくさんありました・・・
みなさんは”好ききらい”がありますか?
私は食べることが大好きです。そして、料理を作ることも大好きです。でも、ただのわがままではなく、苦手な食べ物がたくさんありました。
そんな状態に甘えている時期が何年かあったんですが、ある時ふと「私もみんなと同じように何でも食べられるようになりたいなぁ」と思ったわけです。
今になって思えば、それは”ある時ふと”思ったのではなく、何年かの間に蓄積された思いが吐き出されたのではないかと。
友達とごはんを一緒に食べようと思ってもお店を選ぶのに気を使わせてしまったり、せっかく私のために作ってくれた料理を美味しい思いで食べられなかったり、自分の健康が気になったり・・・
ほんのちょっとしたことなんですが、そのいろいろな積み重ねが好ききらいを克服しようと思い立ったきっかけだと思います。
きらいなものを好きになるというのは大変なことです。
だけど、あるきっかけひとつで、大好きになってしまうこともあります。だから好ききらいを克服するというのは、特別大掛かりなプロジェクトではなくて、「とりあえず食べてみよう」という小さな1歩を始めることだと思います。
ダメだったら違う食べ方、ちょっと食べられたら今度は大きめに、と1歩1歩進んでいくことによって、いつの日かきらいなものが1つ1つ減っていくんだと思います。
私もトマトが全くダメでした。でも、なんと!今は毎日食べるほど大好きになりました。自分でも不思議です。そんな日が訪れるなんて夢にも思いませんでした。
ただ言えることは、”きらいなものを一口食べた”から今の自分があるわけです。
なんとなくイヤで食べなかったという方、昔食べたっきりだという方、いろんな思いが人それぞれあると思いますが、一緒に1歩を踏み出しましょう。
そんな時に私のレシピがみなさんのお役に立てたらいいなぁ、と思います。
レシピは3つのステップに分かれています。
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<はじめに> ウォーミングアップ用
取り上げる食材について私が感じることをお話します。 -
<ステップ1> その食材がかなり苦手な人用
まずは食べられるようになることが第一歩なので、すごく細かいみじん切りにしたり煮込んだり、隠したりと食材の正体がわからないくらいにまでしています。クリアしたら<ステップ2>へ。 -
<ステップ2> 大きいままだとちょっと苦手な人用
<ステップ1>をクリアしたら、ちょっとだけ大きく切ったものにチャレンジです。クリアしたら<ステップ3>へ。
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<ステップ3&好きな人用> 好きな人&克服した人用
その食材のよさをいかしたレシピになっています。
★ コマツザキアケミ著「好ききらいがなくなるレシピ(地球丸刊)」にも必見テク&レシピが満載!