にんじんが好きになった人、もとから好きだった人だけでなく、みんなにぜひ知っておいて欲しい”にんじん知識”を紹介します。
にんじん博士になりましょう!
<ステップ1>、<ステップ2>をクリアして、にんじんが好きになった人、もともとにんじんが大好きな人、そんなみなさんのために最後の<ステップ3>があります。
<ステップ3>の料理を美味しく食べながら、今度はにんじんとはどんな野菜なのか、みんなで話してみませんか?
そんな時に「へぇ~」と思わず言ってしまうようなお話をいくつかご紹介したいと思います
- 「にんじん」とは?
- 「にんじん」の旬は?
- 「にんじん」の選び方は?
- 「にんじん」の栄養・効能は?
- 「にんじん」の調理法は?
セリ科ニンジン属の野菜で原産地はアフガニスタンです。非常に品種の多い緑黄色野菜です。
ヨーロッパ型とアジア型に分かれますが、私たちが普段多く目にしているのはオレンジ色のヨーロッパ型。βカロテンを多く含みます。
赤いのがアジア型。こちらはリコピンを多く含みます。
このような成分の違いがあるんですよ。
今は1年中市場に出回っていますが、本来の旬は冬。
このころのにんじんは甘みも一番強いので、苦手な人はぜひ、これから冬にかけてチャレンジしてみてはいかがでしょう?
形が整っていて、表面がキレイで、色が濃く鮮やかなものを選びましょう。そして、ひげ根が少ないものが良いですね。
あとは、茎の切り口もポイント!
茎の切り口が大きいものは芯の部分が大きいですので、できるだけ切り口が小さいものを選ぶと柔らかいにんじんに出合えますよ。
豊富なβカロテン、ビタミンB1、B2、食物繊維などを含みます。
活性酸素を抑制したり、免疫力を高め、肌や粘膜の健康、疲労回復、眼精疲労にも効果的に働きます。
根にも葉にもβカロテンがたっぷり。皮のすぐ下に多く含まれているため、皮をむきすぎないように注意しましょう。
そして、油と一緒に摂ると効率良く吸収できます。
また生のにんじんにはビタミンCを破壊する酵素が含まれています。特にすりおろしたりすると酵素の活性度が高くなるので、できるだけ直前に調理しましょう。
でもこの酵素は酸や熱に弱いので、柑橘系の果汁やお酢と一緒に調理したり、ゆでたり、炒めたりすると破壊作用がなくなります。
<ステップ3>の料理は「にんじんのきんぴら」
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