納豆を好きになる はじめに:好ききらいがなくなるレシピ

「毎日食べています。でも・・・」

私は茨城県出身なので、水戸市も近く納豆は小さい頃から常に身近な存在でした。もちろん、今も毎日食べるほどの納豆好きです。

でも・・・実は、「ねばり」が苦手だったりします。

なので私が食べる時はほとんどかき混ぜません。豆を食べるようにパクパク食べます。

当然、家族で食べる時には、何も言わなくてもまずは私が一番にかき混ぜずに納豆を食べます。その後から食べる人は心行くまでよくかき混ぜて食べます。そんな無言の順番が決まっていたりするわけです。納豆

でも、そんな私も1度だけものすごくかき混ぜて納豆を食べたことがあります。

ある日テレビを見ていると・・・

「魯山人は納豆を400回以上弟子にかき混ぜさせてから食べていた」

どうやらそれによると400回以上かき混ぜると「旨味」が増すらしい、とのこと。

早速正座をし、一人さびしく納豆をかき混ぜる私。

ただかき混ぜるだけ、とはいえ、けっこう疲れます。

でも、不思議なことに納豆は途中から「ねばり」が弱くなり、400回に到達するころにはかなり泡だってフワフワしてきました! 豆の粒が見えないほどフワフワ泡立った納豆が私の前に現れました。

おそるおそる食べてみると・・・

「あ~」

微妙な反応ですが、声に出すとするならこんな感じです。

確かに、旨味が増しているような・・・明らかに普段混ぜていない私にとっては全く別の食べ物です。

気取って言うなら、「納豆のカプチーノ仕立て」とでも申しましょうか。かき混ぜるだけで別の1品ができあがったわけです。

さすが、「魯山人」

実際、旨味が増すことも立証されているようです。

興味のある方、是非一度400回以上かき混ぜてみてはいかがでしょうか? 新たな納豆の魅力が発見できるかもしれません。



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