ツカえる健康情報クイズ

健康

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健康

  • 正解は×
    週末や休暇には、旅行を計画する人も多いはず。その一方で、「旅行をすると疲れるし、かえってストレスがたまりそう」と思っている人も結構いるのでは? そんな人こそぜひ旅行をしてみて! 旅行をすると、ストレスホルモンのコルチゾールやアドレナリンの数値が低下して、免疫力がアップすることがわかっています。また、旅から帰った後には、仕事などの能率もアップするのだそう。ストレス解消には、旅がおすすめです。
  • 正解は×
    風邪予防のうがいには、ヨード液のうがい薬を使ったほうがよいと思われがちです。でも京都大保健管理センターの調査では、水うがいでも、風邪の発症率は40%低下したそう。逆にヨード液のうがいでは、発症率の低下は12%にとどまり、うがいをしなかった人と明確な差はなかったとか。ヨード液は常在菌や正常な細胞まで破壊し、ウイルスを入りやすくするかもしれないとのこと。風邪予防には1日3回以上の水うがいが効果的なようです。
  • 正解は×
    一般的に市販されている風邪薬には、咳や鼻水、発熱などと言った風邪の症状を和らげる効果はあるけれど、風邪自体を治す働きはないのです。風邪のウイルスをやっつけるのは主に血液中の白血球。鼻水や痰は、ウイルスと戦った白血球の死骸です。これを無理に薬で止めてしまうと、自然治癒力が抑えられることになり、治りが遅くなるケースもあるそう。安易な服用は避け、必要に応じて飲みましょう。
  • 正解は○
    アメリカで6年間行われたある調査では、テレビを見る時間が長い人ほど、肥満や糖尿病になる確率が高かったそう。この現象は、「座っている時間が長いから」という理由だけでは説明できないようです。「テレビを見ながらだとつい食べすぎてしまう」、「食欲をそそる番組が多い」、「生活パターンが不規則になる」、「リラックスした姿勢で見る」などの理由が考えられます。ダイエット中はテレビを見る時間を減らしてみるのも効果的かも。
  • 正解は×
    ダイエットをしている人がかかりやすいのが貧血(鉄欠乏性貧血)。病院で鉄剤を処方された経験のある人もいるかもしれません。でも血液中のヘモグロビン(血の赤い色のもと)は、鉄とたんぱく質からできています。つまり、たんぱく質が足りなかったり、エネルギーを減らしすぎてたんぱく質を消耗したりしたために、貧血になることも…。貧血と診断されたら、鉄剤の前にまず、ダイエット計画に無理がないか自己点検してみましょう。
  • 正解は○
    「貧血=鉄不足」と考えがち。でも、貧血にはいろいろな種類があるのです。赤血球の直接の材料は、鉄とたんぱく質ですが、赤血球を作る過程で必要になる亜鉛や銅が不足しても、貧血が起きます。鉄ばかりたくさん摂ると、銅や亜鉛の吸収が邪魔され、不足状態が起こることも。貧血というと、すぐ鉄のサプリメントに飛びついてしまいそうですが、ひとつの栄養素だけを極端に摂ることには落とし穴もあると知っておきましょう。
  • 正解は×
    食中毒にはいろいろな原因がありますが、11月-2月に増えるのがノロウイルスによる食中毒です。これはウイルスを取り込んでしまった二枚貝(カキ、ハマグリなど)から感染します。下痢、おう吐、腹痛、発熱など風邪とよく似た症状がみられるのが特徴。冬はカキのおいしい季節ですが、生食用でないものは十分に火を通しましょう! 鍋もののときに、あわてて生煮えのカキをパクリ、なんてことのないようくれぐれも注意して。
  • 正解は○
    湯船の中では体にかかる水圧がマッサージのように働いて血行をよくし、老廃物を運び出したり栄養成分を運び込んだりする働きを促してくれます。しかも水の浮力で体が軽くなるので、足腰のリラックス効果も大! 疲れ、手足のむくみ、筋肉痛などがなかなか改善しないようなら、ゆっくり湯船につかる習慣をつけるのもひとつの手です。泡の出るバスタブや入浴剤があればさらに効果的ですよ。
  • 正解は○
    熱い湯には交感神経(主にアクセル役の自律神経)を刺激して体を目覚めさせ、ぬるい湯は副交感神経(主にブレーキ役の自律神経)を刺激して体をリラックスさせる効果が。つまり、朝お風呂に入るなら熱い湯にさっと入って体をシャキッと目覚めさせ、夜寝る前ならぬるい湯にゆっくり入って全身をリラックスさせるのがオススメです。ただし、熱い湯のときは血圧を上げて心臓に負担をかけないよう、入浴時間は2-3分にとどめましょう。
  • 正解は×
    運動直後は、動かしていた筋肉に血液が集まります。でも湯船につかると、全身の血行がよくなって、体にまんべんなく血液が行き渡るようになり、筋肉に集まっていた血液は減ってしまいます。そうなると運動によってできた老廃物や疲労のもとが、筋肉に残ってしまうことに…。だから運動の後は、湯船につかるのは少なくとも30分程度間をあけてからにしましょう。食事の後に、食休みするのと同じことです!
  • 正解は×
    寒いところから急に熱い湯に入ると、血圧が急に上がって体に負担がかかります。温度に体を慣らすには、まずは「かけ湯」から。指先から肩、足から腰のように、心臓から遠い順にかけていきましょう。湯船につかるときも、最初は半身浴で体を慣らしてから徐々に肩までつかるようにするとベスト。半身浴は体への負担が少ないので、高血圧や心臓の弱い人、健康でも長湯の人にはとくにおすすめです。
  • 正解は○
    飲酒でも入浴でも、血行がよくなりますね。両方が重なると、よくなりすぎて心臓に負担がかかることに。またアルコールには脱水作用があるので、入浴時の発汗と重なると、血液が濃縮され流れにくくなります。さらに酔って転んだり、湯上がり後にめまいを起こしたりする危険もあるので、入浴前も入浴中も飲酒は控えるべき。二日酔いの朝に入浴するときは、コップ2-3杯の水を飲んでから、ぬるま湯に10-15分つかるのがオススメです。
  • 正解は×
    平成19年国民健康・栄養調査によると、成人男性の肥満は10-20年前に比べ徐々に増えていますが、成人女性では徐々に減ってきています。さらに20代女性の2割は健康上要注意な「低体重」レベルまでやせています。やせた女性たちの大半は、「もっとやせたい」と思っているとか。でも極端なダイエットは貧血や月経異常、骨粗しょう症などの病気の原因。健康のためには「太りすぎず、やせすぎず」というのが大切です。
  • 正解は×
    あくびは酸素不足の合図です。緊張や疲労で浅い呼吸を続けていると、脳が酸素不足を察知し、あくびで強制的に肺の中へ空気を送り込もうとするのです。だから会話の途中でもし相手があくびをしても、退屈かな? なんて心配することはありません。とはいえ、やはり大事な場面でのあくびは避けたいもの。会議やデートの前には深呼吸で、酸素をしっかり補給しておきましょう!
  • 正解は○
    今シーズンはマスクの生産量が過去最高なのだそう。インフルエンザウイルスはつばや鼻水などが飛んだ中に大量にいますが、マスクをすることによって感染をかなり予防できます。感染した人はもちろん、うつされそうな人がするのも有効。子どもたちにマスクを着用させたところ、インフルエンザ発症率が1/5に減ったという研究発表も出ています。症状が出てからではなく、予防にもマスクを取り入れたいですね。
  • 正解は○
    旅行で飛行機に乗ったとき、空気が乾燥して「のどが痛い」「肌がピリピリする」なんて経験はありませんか? 機種にもよるそうですが、機体の金属が結露で腐食するのを防ぐため、機内の湿度は高くできないのだそう。人が快適と感じる湿度は40-60%ですが、長時間のフライトの機内は湿度20%以下になることも。こまめに水分を摂る、マスクをする、保湿クリームを準備するなどの自己防衛が必要です。
  • 正解は○
    いまや国民の5人に約1人は花粉症とだとか。花粉症はスギだけでなく、シラカバ、ヒノキなどの樹木や、ブタクサ、ヨモギなどの花粉でも起こります。植物の生え方は地域によって違うので、花粉症にも地域差があります。北端の北海道ではスギよりシラカバの花粉症の人が多いそうです。一方、南端の沖縄は全般的に花粉の飛散量が少なく、花粉症の人が少ないと考えられています。
  • 正解は×
    食後は消化吸収のため、血液が胃腸に集中します。でも運動をするなら、筋肉にだって血液が必要。そのため食後すぐに運動をすると、両方あわせて多くの血液が必要になり、足りない分が血液の貯蔵庫「ひ臓」から絞り出されます。このひ臓の急激な収縮が、脇腹の痛みの正体だそう。運動は食後1-2時間ほどたって、食べ物の消化が落ち着いてからするのがオススメです。
  • 正解は×
    心配性の人は、心臓の血管が詰まる「心筋梗塞」になりやすい傾向があるそうです。アメリカで、心臓発作を起こしたことがない平均60歳の男性約700人を追跡調査したところ、心理テストで「心配性の度合いが高い」と評価された人は、低い人より心臓発作に襲われる危険度が30-40%も高かったのだそう。いろいろ考えて行動することは大事ですが、がんばった後は心配しすぎず、どんと構えて日々を送るよう心がけたほうがよさそうです。
  • 正解は○
    最近コーヒーの健康効果が注目されていますが、妊婦さんはご注意を。アメリカで約1,000人の妊婦さんを調べたところ、1日に200mg以上のカフェインを摂った人は、摂らない人に比べ、流産する割合が2倍だったのだそう。これはコーヒーならカップ2杯強、煎茶なら湯飲み10杯分の量になります。「カフェインと流産は関係ない」という逆の調査結果もありますが、妊婦さんは念のため、出産するまでは控えめにするほうが安心です。
  • 正解は×
    秋に起こる花粉症の多くは、ヨモギやブタクサなど、空き地に生えている草花が原因とか。そんな花粉症の症状を穏やかにするのに「一定の効果あり」とされる乳酸菌。しくみの詳細は不明ですが、免疫細胞のアンバランスを整えるのに役立っているのではないかとのこと。ある種の乳酸菌は、少ないほうの免疫細胞を増やし、多いほうを死に導いて、バランスを保つよう働くそう。詳しいことが早くわかって、花粉症対策に役立てばいいですね。
  • 正解は×
    つめは栄養状態の鏡です。つめを作っているのはたんぱく質。ですからたんぱく質不足では、なめらかなつめはできません。また鉄不足ではそり返り、カルシウム不足では割れやすく、亜鉛不足ではつめの周りが炎症を起こしやすくなるなど、ミネラルの栄養状態とも深いかかわりがあります。つめが伸びる速さは1日0.1mmほど。つまりつめには比較的長期の栄養状態が表れているわけです。毎日見るつめで、過去の食べ方を振り返ってみては?
  • 正解は○
    一般に、花粉症の人にはコンタクトレンズより眼鏡のほうがオススメです。花粉症の人がコンタクトレンズをすると、レンズの刺激によって、アレルギー性結膜炎をひどくしてしまうこともあるためです。それに眼鏡をすると、目に入る花粉の量は、しないときの1/3にダウン。さらに花粉防御カバーがついたゴーグル型の眼鏡なら、しないときの1/15にまで抑えられるそうですよ。
  • 正解は×
    一般に、ウールの服には、花粉が付きやすい性質があります。木綿の服に付く量と比べると、絹は1.5倍、化学繊維は1.8倍、そしてウールは9.8倍も花粉が付きやすいのだそうです。花粉を室内に持ち込むのを避けるため、花粉が飛ぶ時期には、ウールの服での外出は避けたほうがよさそう。また外出から戻ったら、中に入る前に玄関の外で服にブラシをかけて、花粉を落とすのをお忘れなく。
  • 正解は×
    一般によく信じられている「体に関する言い伝え」の信ぴょう性をアメリカの医大チームが調べてみたところ、いずれも裏付けがないか、間違ったものだったそうです。そのひとつが「暗いところで本を読むと目が悪くなる」。これは「影響なし」ということで、大多数の眼科医の意見が一致しているとのこと。ただし暗いところで本を読むと、目が疲れるのは確か。頭痛や肩こりの原因にならないよう、やはり明るいところで読みたいですね!
  • 正解は×
    空腹時におなかが鳴ってドキドキした経験はありませんか? 食事に備えて胃液が分泌されると、その刺激によって胃が活発に運動するため、鳴ってしまうことが多いようです。防止策にはやはり、鳴る前に何か胃に入れるのが効果的。水分、ガム、あめなどを摂って様子を見ましょう。ちなみに、腸が鳴るのは、主に食べた物の腸内発酵ガスや、早食いや炭酸飲料によって飲み込んでしまった空気などが、腸内を移動する音だそうです。
  • 正解は○
    腎臓はそら豆のような形の1対の臓器で、1日に一升瓶約100本分(180リットル)もの血液をクリーニングする働き者です。でも腎臓の血管はとてもデリケート。メタボリックシンドロームになって、高血圧で血管内の圧力が上がったり、血液に余分な糖分やあぶらが増えて血管が変質したりすることで、破れたり詰まったりしてしまいます。腎臓の働きが落ちると体内に毒素がたまり、死に至ることも。腎臓を守るためにもぜひメタボ予防を!
  • 正解は×
    車に乗るとき、運転席と助手席の人は、シートベルトの装着が法律で義務付けられていますが、妊婦さんの場合は、しなくてもよいことになっています。でもこれは「しないほうがいい」という意味ではありません。海外のデータによると、シートベルトをしていないほうが、妊婦さんもおなかの赤ちゃんも死亡率が高いのだとか。ベルトが肩と腰の両方にかかるようにし、おなかのふくらんだ部分を避けるように着けるのがよいそうです。
  • 正解は○
    イギリスで4-18歳の子ども約1,700人を調べたところ、塩分を摂る量が多いほど、水分を摂る量、また甘いソフトドリンクを飲む量が多かったとのこと。確かに塩辛いものを食べるとのどが渇き、水を飲みたくなります。子どもなら甘くて口当たりのよいソフトドリンクを好むのも、無理のない話。塩辛い食事は、塩分だけでなく、糖分の摂りすぎにもつながるわけです。早めのメタボ対策として、子どもの味覚教育も重要ですね。
  • 正解は○
    月経の1-2週間前から増える「黄体ホルモン」は、水分をため込む働きがあります。この時期に水分で体重が増えても、太ったわけではないので落ち込まないで。ただしこのホルモンは、味覚の変化も起こします。いつもは我慢しているのに、月経前は甘いものや濃い味つけのものが、無性に食べたくなりませんか? これで暴飲暴食してしまった場合は、ちょっと注意です。ダイエットでは、女性特有の体の仕組みも意識したいですね。
  • 正解は×
    最近、アスベストが原因による肺がんが問題になっていますね。でももっと怖いのが、周囲のたばこの煙を吸ってしまう「受動喫煙」。肺がんになる確率を10万人あたりで比べてみると、アスベスト破損住宅に住んだ場合が460人なのに対し、受動喫煙では700人と、1.5倍も危険度が高いのです! 自分が吸ったたばこならともかく、受動喫煙では残念。愛煙家の人は、周囲に人がいるときはそれなりにご配慮を。
  • 正解は×
    タラソテラピーの日本語訳は「海洋療法」。海の資源を健康増進や美容に活用する療法のひとつです。空気のよい海辺へ出かけてストレスを開放し、海に浮かんでリラックス、海水の水圧でマッサージ、海水成分で肌の殺菌やコンディション改善など、確かに海には、美容と健康を助けてくれそうな要素がいっぱいです。「海に行くと風邪を引かなくなる」「肌が丈夫になる」といった経験には、ちゃんと理由があるんですね!
  • 正解は×
    夫がたばこを1日1-19本吸う場合、妻が肺がんで死ぬ危険度は、吸わない夫を持つ人に比べて1.5倍、20本以上吸う場合では1.9倍にも上がるのだそうです。また、肺がんだけでなく、心筋梗塞や副鼻腔がんになるリスクも高くなってしまうとか。数字は出ていませんが、逆に妻が吸った場合も、夫の健康に影響すると考えられます。喫煙は、一緒に暮らす家族の健康問題でもあるんですね。
  • 正解は×
    健康診断で「血圧が高い」といわれたら、まずは生活を見直したいですね。「しょっぱいものを控えたほうがいい」とよくいわれるとおり、減塩はとても大事ですが、実は減塩を上回る効果が見込まれているのが減量なのです。肥満は血圧だけでなく、メタボ系のさまざまな病気の原因にもなっています。「一度にあれもこれも改善するのは大変」という人は、まずは減量から取り組んでみてはいかがでしょうか。
  • 正解は×
    感染症の「百日ぜき」にかかる人が、ここ数年増加傾向です。2008年4月時点での報告数は、過去10年で最高の水準とか。ある調査では、「2週間以上せきが続く」と訴えた患者約300人のうち1/4に、百日ぜきの疑いがあったそうです。おとながかかっても症状は比較的軽く、自然に治ることもあるので、もしかしたらかかっても気づかない人もいるかも。重症化しやすい乳幼児にうつしてしまわないよう、長引くせきには病院の受診をオススメします。
  • 正解は×
    紫外線はシミ、そばかすなどの肌トラブルだけでなく、角膜炎、白内障といった目の病気の原因にもなります。降り注ぐ量がもっとも多いのは10-14時ごろですが、目に入る紫外線量は、太陽が低い8時ごろと、日が傾き始める14-15時ごろのほうが多いのだそう。日差しの角度を考えてみれば納得です。ただしオフィス街ではビルや路面に紫外線が乱反射するので、一日中同じレベルの量を目に浴びることになるとか。どうぞご注意を!
  • 正解は○
    人間と動物が共通してかかってしまう「人獣共通感染症」は、日本では約30種類ほどあります。この感染症は、ペットの病気に気づかずに感染してしまうことがほとんどです。そのため、早めに治療すれば軽症ですむものが、長引いたり重症化したりしてしまうことも。傷口やリンパ節が腫れる、かぜのような症状が続く、皮膚のできものなどの症状がみられたら、早めに受診して医師にペットを飼っていることを伝えましょう。
  • 正解は×
    基本的にこのような報告はありません! それどころかたばこは皮膚の老化を早め、シワを作りやすくするといわれています。たばこには依存性があり、なかなかやめられないものですが、運動習慣を持つことで、8割の女性が禁煙に成功したという報告もあります。運動することで「喫煙がいかに体にとって負担になるか」を実感すれば、確かにモチベーションがアップしますね。今日は世界禁煙デー。軽い運動で、禁煙もダイエットも達成できれば理想的です!
  • 正解は○
    大気中には、車の排気ガス、工場の煙、土ぼこり、花粉などが漂っています。降り始めの雨水はこれらを取り込みながら落ちてくるので、降り続いて洗い流されてから降るのものより汚れがひどいのです。大気汚染物質が溶け込んだ「酸性雨」は、木や草を枯らしたり、服に穴をあけたりといった被害を起こします。当然、人体にも有害。携帯用の傘は出しやすいところにしまい、雨が降り始めたらすぐにさしましょう。
  • 正解は×
    「月経中は膣(ちつ)内に雑菌が侵入しやすく、水泳や入浴で感染が起きやすい」と考える人がいるようですが、これは誤解。多くの実験や調査で、水泳や入浴などのときには、外界の水はまったく入らないことが証明されていますから、安心して! 感染症の防止には、日ごろから自分の体を清潔に保つよう、心がけることがなによりです。
  • 正解は○
    夏はレインシューズ、冬はブーツ。最近の足元のオシャレは足が蒸れやすいですね。これは水虫の原因菌「白癬菌」が大好きな環境。女性の水虫が増えてきているというのもうなずけます。でも白癬菌が皮膚に付いてから皮膚内に進入するまでには、24時間ほどかかるとか。つまり毎日足を洗って清潔に保てば、感染はかなり防げるはず。万が一、人から菌をもらってしまっても、日々のケアでブロックしましょう!
  • 正解は○
    どちらが原因でどちらが結果かは不明ですが、ヨーロッパ8カ国約6,000人について調査したところ、カビの多い家に住んでいる人は、うつ病の危険度が40%も高かったそうです。カビはアレルギー性疾患や肺の感染症、粘膜の炎症の原因になりますが、精神衛生にもよくないのかもしれません。いずれにせよ、家にカビが生えていて、愉快な気持ちになれるとは思えません。心身も家も風通しをよくし、カビが生えないようにしたいですね。
  • 正解は○
    汗やカビのにおいが気になるこの季節、消臭スプレーが手放せない人も多いのでは。でもぜんそくが心配な人は、最低限にとどめたほうがよさそうです。ヨーロッパで約3,500人を9年間調べたところ、掃除用洗剤のスプレーや消臭スプレーを週1回使っただけで、ぜんそくになる危険度は上がったとのこと。おとなのぜんそく患者の7人にひとりは、スプレーが原因の可能性もあるとか。置くだけタイプ、拭き取りタイプも検討したいですね。
  • 正解は×
    紫外線対策をしっかりしたい夏、スキンケアはばっちりでも、目のケアには意外に無防備な人が多いのでは? 実は目に受けた紫外線は、目の病気はもちろん、お肌にシミを作る原因にもなっています。サングラスやコンタクトレンズを活用して、おしゃれに健康を守りましょう! ただし濃い色でも、紫外線カット加工されていないものは、逆に目の瞳孔を開かせ、紫外線をさらに取り込む原因になるので注意して!
  • 正解は×
    歯周病には、歯周病菌が作るプラーク(歯垢)によって歯肉が腫れる「歯肉炎」や、歯が抜けてしまう「歯周炎」などがあります。心臓病や糖尿病など、さまざまな病気とも関連があるといわれています。実は20-30代でも、7-8割の人が歯周病予備軍とか。痛みもなく進行し、手遅れになることもあるので、めったに歯医者に行かない人こそ要注意。予備軍でとどまっているうちにきちんとケアして食い止めましょう。
  • 正解は○
    アメリカで妊娠経験のある18-64歳の女性約2,500人を調べたところ、多く産んでいる人ほど、歯を失くしやすい傾向があったそうです。妊娠するとホルモンバランスが変わったり、唾液が減ったりして、歯周病菌が増えやすくなります。また出産で経済的な心配が増えて歯科医に行きづらく、子どもの世話で歯みがきや通院の時間もないのではないかとのこと。でも失くした歯は生えてきません。一生付き合う歯ですから、大事にしたいですね!
  • 正解は×
    熱中症は、暑い環境や運動によって体内に熱がたまり、体温調節ができなくなって引き起こされた様々な障害。7-8月に多く、最も起こりやすい時間帯は午後2-4時とか。平成19年には午後5時台にも多発したそうで、暑い年は夕方でも要注意です。屋外で作業や運動を行う場合には、日よけを作る、通風をよくする、涼しい休憩場所を用意する、スポーツドリンクのように水分と少量の塩分を補給できるものを用意するなどの対策が必要です。
  • 正解は×
    飲酒量と死亡率の関係をグラフにすると、「J」の形になります。つまり飲めば飲むほど死亡率は上がりますが、まったく飲まないよりは少し飲むほうが、死亡率は低いのです。この「少し飲む」量=適量は、純アルコールで約20g(日本酒1合弱)。ただし女性、飲むとすぐ赤くなる人、65歳以上の人は、適量がもっと少ないと考えられますので、より控えめに。アルコールが処理できない体質の人もいますから、無理に飲む必要はありません。
  • 正解は×
    気温が高いと血管が広がるため、血管にかかる圧力である血圧は低くなります。これは妊婦さんには重要な情報。一般に妊娠すると血圧が上がり、出産直前に最も高くなるためです。ある調査では、血圧が一番変動したのは1月出産の妊婦さん、逆に変動が少なかったのは7月出産の妊婦さんだったとか。もともと血圧が高めの人は、夏の出産を計画すると、出産時の体の負担が軽減できそうです。
  • 正解は○
    「人工じゃ香」は、高級香料「ムスク」の代替品として香水や化粧品に使われます。これは体内に残留しやすく、生物のホルモンの働きを乱す「環境ホルモン」作用も指摘されているそう。最近の調査では母乳の中からも検出されたとか。ごく微量で、乳児への影響が心配されるほどではないそうですが、「妊娠中や授乳期には香料を使った製品の使用を控えるなどして、摂取をできるだけ減らすのが望ましい」というのが専門家の意見です。
  • 正解は○
    美容の大敵「むくみ」は、毛細血管からしみ出した水分が、細胞のすき間にたまったもの。気温が上がって血管が広がっている、夏のほうが起こりやすいそうです。同じ姿勢を続けたり、しめつけの強い下着を着用したり、塩辛いものを多く食べたりすると、さらにむくみやすいので要注意。たまった水分を血管に戻すには、筋肉を動かすのが効果的とか。まずは座っている時間を活用して、足首を上下に動かしたり回したりしてみましょう。
  • 正解は×
    メタボ予防には「一無二少三多」が効果的とか。つまり禁煙(一無)、腹八分目の食事、ほどほどのお酒(二少)、たくさん動く、十分な休養をとる、多くの人・物・事と接してストレスを解消する(三多)といったことが重要なのだそうです。ある人間ドック受診者約23,000人を調べたところ、これら計6項目中の実践項目数が多いほど、メタボリックシンドロームの発生率は少なかったそう。あなたはいくつ実践していますか?
  • 正解は○
    よい睡眠は、健康の必須条件。しかし環境省が122人を調べた調査によると、午前0-5時の室温が30度以上になると、約5割の人が睡眠の途中で目覚めたそう。熱帯夜には睡眠の質が落ちることが想像できます。通気をよくする、部屋に入る日差しをさえぎる、日当たりのいい庭では植物を育てるなど、日中から部屋に熱をこもらせない工夫で冷房を最低限に抑え、熱帯夜の根源「ヒートアイランド現象」を助長させないようにしたいですね。
  • 正解は○
    夏になるとせきや微熱が出る。しかも自宅にいるとひどくなる…。こんな症状は、「夏型過敏性肺炎」かもしれません。原因は部屋の中のカビ。このカビは古くなったエアコンや、台所、浴室など湿度の高い場所に発生しやすいといわれています。カビを除去しなければ完治しないそう。外泊すると症状が消える場合は、この肺炎の疑いがあります。思い当たる人は、呼吸器の専門医を受診することをオススメします。
  • 正解は○
    激しいトレーニングを行っている女性に月経異常が起こることはよく知られていますが、出産に関するトラブルがとくに多くなるという事実は、今のところありません。これはトレーニングによって月経異常が起こっても、トレーニングから離れるとすぐに生殖機能が回復するためと考えられています。ちなみに1964年東京オリンピックに出場した女子選手のその後を調べた調査では、不妊率、妊娠回数、流産率で一般女性と差はなかったそうです。
  • 正解は×
    エアコンの風より体に優しそうな扇風機の風。でも使い方を間違えると、やはり体調不良を招いてしまうことも。ずっと当たっていると体の表面から熱が奪われ続け、冷えやすくなりますし、水分が奪われることによる脱水やお肌の乾燥も心配です。長時間使うときは、風を直接体に当てないように風向きを考え、タイマーや首振り機能も活用して、暑い夏を乗り切りましょう。
  • 正解は○
    女性の7-8割は月経時に下腹部や腰などに痛みを感じます。これは女性の宿命ともいえる生理現象。痛みの原因のひとつは、骨盤内に血液が滞ってしまうことです。だから骨盤のあたりを伸ばしたりねじったりする運動をして血行をよくすると、痛みがやわらぐそう。ただし残念ながら、月経痛の原因には心因性のものやホルモン分泌によるものもあり、また程度には個人差もあるので、運動療法で必ずよくなるとは言い切れないようです。
  • 正解は○
    汗には、塩分をはじめとするミネラル分が含まれています。これは人体にとって必要な栄養分。あまり多量に出ていくと困るので、一般に汗を多くかく夏はミネラル分が薄いサラサラ汗、冬はそれより濃いベトベト汗になります。しかし温度調節された部屋で汗をあまりかかずに過ごしていると、ベトベト汗しかかけず、環境変化に対応しにくい体になってしまうとか。常に快適なのも、考えものですね!
  • 正解は×
    鼻のピアスはホールの完成までに時間がかかり、完成後も長期間はずしておくとふさがりやすいのだそうです。また鼻の内側には常在菌が多く、ちょっとしたことで炎症が起きやすいため、他の部分以上にピアスホールを清潔に保つよう気をつける必要があります。つまり安全に楽しむには、注意深いお手入れが必要。健康がファッションの犠牲になることがないようにしたいですね。
  • 正解は×
    耳あかは、たまりすぎると外耳炎や難聴の原因になりますが、耳の内部をうるおし抗菌作用で耳を守る、よい働きもあります。放っておいても自然に落ちるうえ、掃除しすぎると逆に過剰に分泌されたり、鼓膜が傷ついたりする危険もあるので、やりすぎないようにしましょう。風呂上りは皮膚がふやけて傷つきやすいので、避けたほうがよいそうです。綿棒を使うときは、球部で耳あかを押し込んでしまわないよう注意して使ってくださいね。
  • 正解は○
    尿は体内の不要物を捨てるためのもの。もし発がん物質のような有害物質が尿に捨てられたら、早く出してしまうに越したことはありません。実際に、ぼうこうがんと診断された人約900人と、健康な人約1,000人のインタビューを分析したところ、夜間にトイレに1回行く人は約20%、2回以上行く人は約40-50%、ぼうこうがんになる危険度が低かったそう。病気が原因の場合は別ですが、トイレが近いのは、健康に悪いことではないんです!
  • 正解は○
    乳幼児突然死症候群(SIDS)を知っていますか? これは元気だった赤ちゃんが、事故や病気ではなく眠っている間に突然死亡してしまう病気。SIDSは、赤ちゃんはあおむけに寝かせる/できるだけ母乳で育てる/妊娠中または赤ちゃんの周囲でたばこを吸わない、などによって、起こりにくくなることがわかっています。周囲のおとなが少し配慮することで、悲劇を防ぎたいですね。
  • 正解は×
    ボディソープや洗顔フォームなどの洗浄料から、昔ながらの固形石けんに回帰する人が最近増えているとか。肌への影響やエコロジカルなイメージから、オリーブオイルやアロマオイルなどの天然素材を使ったタイプが人気のようです。石けんの効力を落とさないよう、使用後は軽くすすいで汚れや雑菌を落とし、水切れのいい場所へ。ちなみに現在は洗浄料も改良が進み、環境への影響が必ずしも石けんより大きいというわけではないようです。
  • 正解は×
    鳥インフルエンザは、新型インフルエンザそのものではありません。でもこれが人の体内に入り、人から人へうつるタイプに変身したとき、新型インフルエンザとして大流行する可能性があります。むやみに野鳥に近寄らない、人混みを避ける、マスクの着用などで発生・感染の危険は下げられますが、100%ではありません。十分な食事・運動・睡眠で免疫系をサポートし、万が一ウイルスが体内に入っても軽く済むようにしたいですね。
  • 正解は×
    パンデミック(世界的大流行)が心配される、新型インフルエンザ。ほとんどの人が抗体を持っていないので、ひとり感染するとあっという間に広がる恐れがあります。予防のためのマスクは、ガーゼより不織布タイプのほうが有効とか。厚労省の専門家会議によれば、家族ひとりにつき20-25枚は準備したいとのことです。マスクの生産地の大半は海外のため、万が一パンデミックが起きたら輸入できない可能性も。早めの備えが安心です。
  • 正解は○
    皮下脂肪より内臓脂肪のほうが、生活習慣病を引き起こす作用は大。でもありがたいことに内臓脂肪のほうが運動の刺激に敏感で、先に燃焼されるので、せっせと動いて燃やしちゃいましょう! 必要な栄養素を摂るには、ある程度カロリーを摂ることになるので、食事で制限できない分は運動で消費するという「二刀流」が、元気に減量するコツです。
  • 正解は○
    空気が乾燥しがちな冬、備えてあるとより安心なのが消火器。「重くて扱えない」「インテリアに合わない」「人体への影響が心配」という人も多いですが、最近は片手で使えるもの、デザインがおしゃれなもの、お酢や甘味料などの食品から作ったものなど、身近に置きやすいものも。ただし一番大事なのは性能なので、買うときには国家検定マークはもちろん、用途や使用期限などを確認しましょう。
  • 正解は○
    平均年齢60歳以上のアメリカ人男女1,839人を対象に、脳のMRI検査と健康診断を行ったところ、お酒を多く飲んでいる人ほど、脳の容量は小さくなる傾向があったそうです。脳には不要なものを入れないようにするための関門が付いていますが、アルコールにはこの関門を通り抜けられる特性があります。だから脳を守るには、そもそも飲みすぎないようにしたいもの。飲む機会の多い人はとくに気をつけたいですね!
  • 正解は○
    スウェーデンで19-70歳の男性3,100人を約10年間追跡した調査によると、「自分の上司は仕事が出来ない」と感じている人は、重い心臓病になる危険度が25%高かったそうです。またそういう上司と4年以上働き続けた人では、危険度は64%高かったとか。とはいえ人事や上司の性格は、自分ではどうにもならないことも。代わりにできる努力として、相手のよいところや、うまくいく作業分担を探してみると、自分のグレードアップにもなるかも!?
  • 正解は○
    10名の人に、楽しい気分になれる音楽をそれぞれ選んで聴かせたところ、血管が平均26%拡張したそうです。これは運動するのと同じような効果なんだとか。逆に不安な気持ちになる音楽を聴かせたら、血管は平均6%収縮してしまったとか。運動の時間がない人は、せめてBGMに好みの音楽を流してみては。ちなみにアメリカで行われたこの実験では、大半の人はカントリーミュージックで血管が拡張し、ヘビメタで収縮したそうです。
  • 正解は×
    「免疫力と栄養状態は表裏一体」といわれるほど、この2つは密接に関わっています。カロリーを控えすぎると免疫系の働きが抑えられ、ウイルスが来ても戦えない、なんて可能性も。動物実験ではありますが、カロリーを40%抑えたマウスは、普通食のマウスより感染率と感染数日後の死亡率が上がり、回復は逆に遅くなったとか。インフルエンザにかかってしまったら、カロリー制限よりもまず、回復に必要な栄養を摂ることを意識しましょう。
  • 正解は○
    乾燥しやすい冬、室内をしっかり加湿している人は多いですね。でも気をつけたいのは、部屋を閉め切って湿気をためてしまうこと。適度な湿度は40-60%ですが、窓の結露、料理・入浴時の湯気、観葉植物・部屋干しの洗濯物・灯油やガスのストーブからの水蒸気などがこもると、風通しの悪い場所ではこれを超えることも。ダニやカビの温床にならないよう、風が通りやすいようにものを配置し、寒くても換気はこまめに行いましょう。
  • 正解は×
    「フードファディズム」とは、食べ物や栄養が健康や病気に与える影響を、大げさに評価したり信じたりすることです。食べ物は医薬品と違い、よい影響も悪い影響も、一般には短時間に目に見えるほど強いものではありません。最近は健康や食品の安全性について関心が高まっていますが、情報の内容や出所をよく検討し、いたずらに振り回されないよう気をつけたいですね!
  • 正解は×
    色は集中力や創造性に影響するようです。カナダで40-200人の学生を対象に、色と作業の関係を調べたところ、記憶や編集といった注意力の必要な作業は、スクリーンセイバーの色が青より赤のときのほうがよくできたそう。一方おもちゃのデザインでは、赤い素材では実用的な、青い素材では独創的なアイデアが出たとか。色だけで決まることではないでしょうが、仕事に行き詰まったら、試しにスクリーンセイバーを変えてみてはいかが?

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