生活習慣病編 主な生活習慣病 高尿酸血症・痛風:目指せ!健康ライフ

PART5 生活習慣病編

主な生活習慣病

高尿酸血症・痛風とは

血液中の尿酸(※)が過剰となった状態を高尿酸血症といいます。そしてこの状態が長く続き、体内にたまった尿酸が原因で関節炎や腎臓が犯されたりする病気が痛風です。高尿酸血症は自覚症状がない場合もありますが、痛風の場合はある日突然足の親指の付け根に激痛が走るのが特徴です。痛風は“風が吹いただけで、赤くはれた足の親指の付け根に激痛がおこる”という名前の由来のとおり、大の大人が2、3日は歩けなくなるほどの強烈な痛みが生じます。

圧倒的に男性に多い病気で、最近では30代で発病する人も多くなるなど若年化の傾向にあります。

※尿酸とは、細胞の核酸を構成するプリン体が分解されてできた老廃物のことです。
合併症に注意
痛風の原因

遺伝やストレス、過度の飲酒などさまざまな原因が挙げられますが、とくにプリン体の過剰摂取が大きな影響を与えています。

プリン体を多く含む食品

プリン体はたいていの食べ物に含まれますが、なかでも多く含まれるものに鶏、豚、牛のレバー、いわしの干物、まあじの干物、かにみそ、干シイタケ、卵、イクラ、たらこ、ビールなどがあり、食べ過ぎないほうがよいとされています。

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