サプリメント編 サプリメントを摂取するときの注意:目指せ!健康ライフ

PART6 サプリメント編

サプリメントを摂取するときの注意

副作用と過剰症について

蕎麦や卵といった食品にもアレルギーがあるように、サプリメントも万人に合うとはいえません。体質によってはアレルギーなどの副作用がでる可能性があります。

また過剰症の問題もあります。とくに油脂に溶けやすい脂溶性のビタミン(ADなど)は、摂りすぎると肝臓などにたまり頭痛や吐き気などの過剰症を引き起こす可能性があります。そのため、サプリメントに記載されている1日の目安量を守ることが大切です。

さらに、現在は多くの個人輸入代行業者があり、インターネットを使って海外の製品を簡単に入手することができます。これらには、日本国内では食品として許可されていない成分が含まれていることがあります。

体調不良を感じたら、すぐにやめて様子を見るようにしましょう。

飲み合わせについて
  • サプリメント同士の飲み合わせ
  • ビタミンミネラルに関しては原則的に避けるべき飲み合わせはなく、むしろお互いが協力し合って働くため、マルチビタミンなどとして摂ったほうがよいでしょう。注意したいのは、ブレンドタイプを複数飲む場合です。同一成分が重複し、摂取過剰にならないよう確認して下さい。また、ビタミンミネラル食物繊維によって吸収が妨げられることがあるため、食物繊維のサプリメントとビタミンミネラルのサプリメントを同時に摂ると、ビタミンミネラルが吸収されにくくなる可能性があります。

  • 医薬品との飲み合わせ
  • サプリメントと医薬品の併用は、副作用を引き起こす場合があります。とくにセントジョーンズワートなどのハーブ系サプリメントは、医薬品の効果を弱めるなどのケースが確認されています。医師や専門家に確認して下さい。(ただしサプリメントについて知識の浅い医師も多くいるので、信頼できるかどうかを見極めて下さい)

    摂取のタイミング

    基本的にはいつ摂っても大丈夫ですが、吸収効率からみると消化吸収の準備が整っている食事と一緒に摂るのがよいでしょう。とくに油脂に溶ける脂溶性ビタミン(ビタミンA)は脂肪分を含む食品と一緒に摂らないと吸収率がよくありません。また水に溶ける水溶性ビタミン(ビタミンB群やビタミンCなど)は、身体が必要としない分は尿として流れ出てしまうため、何回かに分け、こまめに摂取した方が効果的です。

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