サプリメント編 サプリメントとは:目指せ!健康ライフ

PART6 サプリメント編

サプリメントとは

食生活の欧米化や栽培方法などによる食品自体の栄養価の減少、ストレスによる栄養素の大量消耗などにより、現代人はエネルギー過多にも関わらず、ビタミンやミネラルなどの副栄養素が足りないといった部分的な栄養失調に陥っています。このような栄養状態が肥満などの生活習慣病の原因となりますが、この状態をコントロールするのに役立つのがサプリメントです。

サプリメントは日常の食事で不足する栄養分や、健康維持に役立つことが期待される成分を補うものです。ただ日本ではまだ定義があいまいで、一般には栄養補助食品や健康補助食品などといわれるもの全てを指します。ひとつ明確にされていることは、医薬品ではなく食品であるということです。

一番のポイントは、サプリメントはあくまで食生活で不足してしまう成分を補うものだということです。食生活をないがしろにしてはいけません。

サプリメントの3つのタイプ

日本の法律でサプリメントは食品とされていますが、栄養補助の働きだけでなく医薬品のように健康を維持したり、疾病の危険を減らしたりする働きがあるものもあり、大きく3つのタイプに分けることができます。

栄養を補うタイプ
ビタミンミネラルプロテイン食物繊維など生きていくために不可欠な栄養素です。普段の食事から摂ることができますが、現代の食生活では不足しがちになっています。
健康を保つタイプ
ポリフェノールやイソフラボン、アロエやローヤルゼリーなど必須の栄養素ではありませんが、免疫力や抗酸化力を高めるなど健康の保持・増進に役立つ成分です。
疾病の危険を減らすことが期待されるタイプ
疾病の発生に直接かかわる栄養素や、イチョウの葉、セントジョーンズワートなどのハーブ類を指します。伝統医療や民間医療として伝えられてきたものが多く、海外では医薬品として扱われているものもあるため、薬を服用している場合などは注意が必要です。
※特定保健用食品・・・からだの生理機能などに影響を与える保健機能成分(関与成分)を含んでおり、血圧、血中コレステロールなどを正常に保つことを助けたり、おなかの調子を整えたりするのに役立つなどの保健の用途のために利用される食品で、有効性、安全性についての科学的根拠を示して、消費者庁の審査・許可を受けた食品です(平成17年2月より、一定の実績のある成分に限っては、より簡便な審査で認可されるようになりました)。
※栄養機能食品・・・高齢化や食生活の乱れなどにより通常の食生活を行う ことが難しく、1日に必要な栄養成分を摂れない場合など、栄養成分の補給・補完のために利用してもらうことを趣旨とした食品で、国が定めた規格に合っていれば許可申請や届出は必要なく、企業の責任において定められた表示ができる食品です。

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