PART5 生活習慣病編
主な生活習慣病
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)とは
骨には多くのカルシウムが含まれていますが、骨に含まれるカルシウムなどの量(骨量)は18歳ごろをピークに年齢とともに減っていきます。骨粗鬆症とは、骨量の減少によって骨の中がスカスカになり、骨折しやすくなる状態をいいます。
圧倒的に女性に多い病気で、とくに65歳以上の女性の罹患率は約50%と非常に高くなっています。骨折(骨粗鬆症)は、脳卒中とともに寝たきりの二大原因といわれています。
年齢と骨量の変化
骨粗鬆症の原因
加齢や閉経による骨量の減少が主な原因です。そのほかカルシウムやビタミンD不足などの食習慣や運動、喫煙なども関与しています。