PART3 代謝編
消費エネルギーの仕組み
消費エネルギーは2つに分けられます。
基礎代謝
私たちは常に呼吸をし、心臓を動かし、体温を維持しています。このように生きていくため、そして安静な状態で最低限必要とされるエネルギーのことを基礎代謝といいます。基礎代謝は1日の消費エネルギーのうち、60~70%を占めます。
活動代謝
日常生活や仕事、運動など、体を動かすことによって消費されるエネルギー代謝を活動代謝といいます。
マメ知識
食事誘発性体熱産生(DIT反応)
食事をすると、咀嚼(そしゃく)や消化・吸収などの流れの中で、食べ物の一部が体熱となり、消費されます。これが食事誘発性体熱産生(DIT反応)で、活動代謝に含まれます。食事をすると身体がポカポカするのはこの反応によるものです。
POINT