PART3 代謝編
基礎代謝を深く知る
5年前と同じものを同じように食べているのに、どうしてか太ってしまう・・・それは、1日の消費カロリーの70%程度を占める基礎代謝量が、年齢とともに落ちているからです。基礎代謝量は10代をピークに、あとは下降する一方。40歳を過ぎると急激な下降線をたどります。主な原因は、筋肉が減っていくからです。基礎代謝量は、内臓や脳、そして筋肉を中心に消費されるものなのです。
つまり、筋肉量をアップさせれば消費エネルギーもアップするということ。実際、同じ体重でも体脂肪が少なく筋肉量の多い人の方が、基礎代謝量は多くなります。基礎代謝量が多ければ食べてもエネルギーが消費され、脂肪が蓄積されにくくなります。逆に基礎代謝量が少ない人は、食べてもエネルギーをなかなか消費できず、太りやすくなるというわけです。
筋肉量をアップさせるには、運動が必須です。→基礎代謝量をアップするには
基礎代謝量(平均値)の年齢変化